【徹底解説】犬のトイレのしつけ方3STEP!初心者でもできる成功するためのアドバイス

犬のトイレのしつけ方

「愛犬が部屋のあちこちで排泄する」

「トイレトレーニングがうまくいかない」

「トイレをしつけるコツが知りたい」

と悩んでいませんか?

愛犬の粗相が続くと、掃除のたびにため息が出てしまい、心の余裕までなくなってしまいますよね。何度片付けてもまた繰り返されて、うんざりしてしまうのも無理はありません。

そこで、この記事では以下の内容を解説していきます。

● 犬のトイレ環境の整え方
● トイレのしつけに必要なグッズと選び方
● 犬のトイレのしつけ方3STEP


「犬の習性」「行動パターン」を活用した効果的なトイレトレーニング方法を、初心者にもわかりやすく具体的に解説していきます。

ぜひこの記事を参考にして、愛犬との暮らしをもっと快適にしましょう!

犬に適したトイレ環境を整える

犬に適したトイレ環境を整える

犬が快適に排泄できる環境を整えることは、非常に重要です。適切なトイレ環境は犬のストレスを軽減し、トイレトレーニングの成功につながります。

具体的には次のようなことに注意しましょう。

  • 静かで落ち着ける場所を選ぶ
  • 寝床とトイレはなるべく離す
  • 犬の体格に合った広さのトイレエリアがある
  • 清潔に保たれている

順番に解説していきます。

静かで落ち着ける場所を選ぶ

排泄中は動きが制限されるため、犬は安全だと感じられる落ち着いた場所を好みます。これは、野生動物であった頃の本能的な行動の名残といえるでしょう。

騒がしい場所に置かれたトイレでは、精神的なストレスや排泄を我慢してしまう可能性があります。家族が何度も通る場所や、大きな音がする家電の近くは避け、静かな場所をトイレとして選ぶことが大切です。

寝床とトイレはなるべく離す

犬は、本能的に自分の寝床を清潔に保とうとします。野生の犬は、巣穴の近くで排泄することを控え、敵に居場所を知られるのを防いでいました。

そのため、ベッドとトイレが近くにあると排泄を避けることがあります。トイレを設置する際は、なるべく寝床から離すようにしましょう。

犬の体格に合った広さのトイレエリアがある

犬の体格に合ったトイレエリアの確保は、健康と快適さの維持に欠かせません。多くの犬は排泄前にクルクルと回る習性があり、この行動は安全を確認し、最適な姿勢を整えるためと考えられています。

犬の体格より小さいエリアは、行動が制限され、足や体に排泄物が付着するリスクも高まります。犬にとってもストレスを感じやすくなるため、広めのトイレエリアを準備するようにしましょう。

清潔に保たれている

犬はきれい好きなので、排泄物が残っているとトイレを避ける傾向があります。定期的にトイレを掃除し、清潔な状態を保つことがトイレトレーニングの成功につながるでしょう。

犬のトイレに必要なグッズの準備

犬のトイレに必要なグッズの準備

● サークル

犬が快適で清潔に過ごせる環境を整えるには、寝床とトイレを分けて設置することが重要です。サークルを選ぶ際には、成犬になった時の体格も考慮し、十分な広さがあるかしっかり確認しましょう。

サークルのサイズの目安は、犬が楽に方向転換ができ、伏せをした際に足や鼻先がはみ出さない大きさが最適です。横幅は、犬の体長の約2〜3倍が理想とされています。

また、トイレと居住スペースを分けられる仕切り付きのサークルを使うと、犬がトイレの場所を認識しやすくなるでしょう。

さらに、拡張性のあるサークルなら、犬の成長や生活スタイルの変化に応じて調整しやすく、長く使い続けることが可能です。

将来のことを考えて拡張性のあるサークルを選ぶのも良いでしょう。

● トイレトレー

トイレトレーはペットシーツをしっかり固定し、少しだけ高さを出すことでトイレだと認識しやすくなります。排泄前に回転運動する犬が多いため、大きめのサイズを選ぶと良いでしょう。足を上げて排泄するオスの場合は、おしっこが飛び散りにくいL字型がおすすめです。

● トイレシーツ

サイズ:レギュラー・ワイド・スーパーワイドの3種類があります。トイレトレーに合わせて、サイズを選びましょう。

厚さ:薄型と厚型があり、こまめな交換が可能な方は、薄型が経済的です。一方、吸収力が高い厚型は、長時間家を空けることが多い方に適しています。

● 便利なトイレシーツ

テープ付きのシーツ:壁や床に固定でき、マーキング防止やシーツ同士を貼り合わせて広く使うこともできて便利です。

洗えるトイレシーツ:洗濯機対応で繰り返し使え、環境にも優しく経済的です。サイズも豊富で用途に合わせて選べます。

犬のトイレのしつけ方3STEP

犬のトイレのしつけ方3STEP

トイレのしつけは、犬を迎えた日から始めましょう。早くからしつけを始めることで、トイレの場所を認識し、決まった場所で排泄する習慣が早く身につきます。

1. 1日の排泄の時間・場所などをメモし、排泄のタイミングとトイレのサインを把握しましょう。


排泄をしやすいタイミング

・寝起き

・ご飯を食べた後

・水を飲んだ後

・遊んだ後

・興奮したとき

トイレのサイン

・床の臭いをかぐ

・そわそわし始める

・クルクル回る

2. 排泄しやすいタイミングやトイレのサインが見られたら、トイレに連れていきます。サークルの扉を閉めて排泄するのを待ちましょう。

3. トイレで排泄できたらすぐに褒めてサークルから出し、ご褒美をあげます。おやつを与えたり、遊んであげると良いでしょう。

これを繰り返すと、犬がトイレを覚えてくれます。

注意点犬をサークルから出している時は目を離さず、トイレのサインを見逃さないようにしましょう。トイレの失敗を繰り返すと覚えにくくなるので注意が必要です。 

子犬の排泄回数の目安

子犬は膀胱が小さいため、短い間隔で排泄します。こまめにトイレに連れていきましょう。

一般的な1日の排泄の目安

おしっこの回数:月齢+1時間に1回おしっこをするといわれています。

例えば2ヶ月の子犬であれば、3時間に1回なので1日8回になります。

ウンチの回数:5回

成犬の排泄回数の目安

排泄回数が少ないので、トイレのサインを逃さないようにしましょう。

一般的な1日の排泄の目安

おしっこの回数:2~3回

ウンチの回数:1~2回

失敗してしまったときの対処法

失敗してしまったときの対処法

● 決して叱らない

叱られると排泄が悪いことだと思い、我慢したり隠れて排泄するようになり、トイレを覚えられなくなります。

落ち着いてすぐに片付ける

失敗したら静かに黙々と、すぐに片付けましょう。排泄物のにおいが残っていると、同じ場所で粗相をしてしまう原因になります。
粗相が急に増えたりしつけがうまくいかない場合は、専門家に相談するのもひとつの方法です。

まとめ

まとめ

この記事では、犬のトイレのしつけ方について、初心者にも分かりやすく解説してきました。

犬のトイレのしつけは、適切な環境作りと排泄のタイミングを把握することが成功のポイントです。愛犬が安心してトイレを使えるように、静かで快適な場所にトイレを設置しましょう。

また、成功時にはしっかりと褒めて、失敗しても冷静に対応するとトレーニングをスムーズに進めることができます。トイレトレーニングは時間がかかることを理解し、あせらず愛情をもって進めましょう!

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